Book7看板 Dragon Sword Saga7 〜Ⅴ.-3〜
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~ 第7巻『ドラゴン・マスターと竜』 ~


剣月青ライン  Ⅳ.『ドラゴンの谷』 妖精青アイコン3 ~ 形勢逆転 ~  剣月青ライン

『ひとり早くもやられたか。なるほど、竜どもめ、以前の勇ましさを取り戻しておる わ』  リリドが腕組みをして、余裕の微笑みを浮かべる。  正面を飛ぶ、ケインを乗せたゴールド・ドラゴンのスグリは、彼女から目を離さな い。  ヒヒヒと笑い声を上げながら、リリドの横には、背は低く、まるまるとした果物が 腐ってぶよぶよになったような、膨らんだ体型の魔族が、手をこすり合わせて、漂う ように浮かんでいる。  ケイン、スグリは、その不気味な魔族のことも、油断なく見据える。 『どうした、ドラゴン・マスターよ、遠慮せずに、かかってくるがよい』  魔族の女は、低いしゃがれた声で笑いながら、両手を広げてみせ、いかにも自分は こんなにも無防備だ、と強調する。  次の瞬間、マスター・ソードは雷を放っていた。  雷は、女ともども、丸い魔族にまでも及んだ。 『ほほほほ、その程度の術では、効かぬわ! 』  リリドも、隣の魔族も笑う。  スグリが方向を変え、脇に回る際、剣は、赤い炎を噴射し、氷の刃等、ボルボを 試した時の技が、次々と発動する。  スグリには、始め、ケインがなぜ、ボルボを一撃で倒した最大級の炎の技を使わな いのかわからなかったが、徐々に理解していった。  魔族とは、弱点がそれぞれ違うものだった。例え、ボルボを倒せた技であっても、 他の魔族にも有効とは限らない。  そのため、技を小出しにして、相手の弱点を探り、切り札は、最後に取っておこう というのだろう、と。  魔族ひとりを倒したとはいえ、冷静に取り組む姿に、スグリは、密かに感心した。  ケインの瞳が一層鋭くなった。  スグリは、彼の念じた方向へ、即座に飛ぶ。  剣先から、きらきらと光る、水晶の破片のようなものが、一気に噴き出した。  吹雪のように見えたそれは、ドラゴンほどの巨大な氷の刃となり、リリドに突き 刺さる!   ーーかに思われたが、その足元にいる丸い魔族の身体を貫いた。 『ヒギャーッ! 』  魔族は、マントで防御したにもかかわらず、だらだらと濃い緑色の血を垂れ流し、 落下していくところを、ドラゴンたちに噛み砕かれた。  それを、リリドは顔色も変えずに、ちらりと見ただけであった。  氷の刃は、転じて、巨大な黒い稲光となると、背後からリリドを襲った。 『ぎゃああああ! 』  女魔族の身体は、黒い放電に包まれた。  戦闘中のマリス、カイルも、それを見つめ、クレアも息を飲んで、様子を見守った。  リリドの絶叫が、止まない放電の中で、続いている。  ケインの眉が、わずかに動いた。 「おかしい。ボルボや、他の魔族をやった時と感触が違う。なんていうか……手応え が感じられない! 」 『皆、離れるのだ! 』  ケインを乗せるスグリが、近くのドラゴンたちに合図すると同時に、退散した途端 だった。  にわかに黒い竜巻が起こり、スグリとケインとを包んだ。  余るほどの勢いで回転する黒い渦には、ところどころスグリの金色の身体が映る。 「ケイン! 」 『スグリ! 』  マリスがドラゴンとともに駆けつけ、他のドラゴンたちも、一斉に、黒い竜巻に 注目した。 『ほほほほほ! 』  黒い竜巻の真上には、巨大なリリドの半透明な顔が現れ、笑い声を上げた。 『この私が、そう簡単に、人間の術如きに、引っかかるものか! 』  黄色い瞳の中の、黒い瞳孔が、くわっと、縦に細く伸びた。  その瞳孔から、青白い光線が発射され、竜巻の上から注がれると、絶叫とともに、 青い血だらけになったスグリが、竜巻から放り出された。 「スグリさん! 」 『スグリ! 』 『スグリ! 』  マリスと竜たちが叫ぶ。  魔女の高笑いが、空に充満した。 『見たか、竜ども! わたくしの力を、思い知ったか! お前たちの仲間を喰らい、 戦闘の後一〇〇年間眠ることで、その力を蓄えたこのわたくしは、一〇〇年前とは、 違うのだ! いくら、お前たちが束になってかかろうと、この私の前では、人間の 赤子の手をひねるようなもの』  リリドは、ヒトの八重歯が伸びたような、獰猛(どうもう)な牙を見せて笑った。 『予想通り、喰らった竜の力は、パワーアップにつながった。私の力は、今や、高位 魔族にも匹敵するであろう。お前たちの中で、最も戦闘に長けたスグリですら、この ざまだ。わかったら、今すぐ無駄な抵抗は止めることだ。もっとも、止めたところで、 そちらから売ったケンカであるからには、我らとても容赦はせぬが、ここはひとまず 退散してやろう。次に対面する時には、更に仲間を連れ、貴様たちを、恐怖と絶望に 陥(おとしい)れてやる。せいぜい、怯えて待つがいい』  竜巻が、巨大なリリドの姿に変わる。  その骨張った青白いてのひらには、スグリの青い血を浴びたケインが、剣を握り 締めたまま、倒れていた。 「ケイン! 」 「ケイン! 」  マリス、カイル、クレアが口々に呼びかける。 『このドラゴン・マスターは連れてゆく。こやつの変わり果てた姿を見れば、期待に 満ちておった貴様たちの士気は、完全に消え失せ、我々に楯突こうなどと、いかな 無謀な考えは、二度と起こすこともないだろう』  聞き終わらないうちに、マリスは、自分を乗せたドラゴンを促(うなが)すが、彼は、 恐怖のためにすくんでしまい、それ以上、リリドに近寄ろうとはしなかった。 「どうしたのよ、早く行ってよ! ケインが連れて行かれちゃうじゃないの! 」  マリスが強く訴えるが、ドラゴンは、首を振った。 『今行っては危険だ! リリドが、あれほどにまでパワーアップしていたとは……!  奴は、ボルボをも簡単に凌ぐ力を身に付けていたのだ! 今行っては、俺たちも、 お前たちも、やられてしまうぞ! 』 『ほほほほほ! 』  リリドの半透明の腕は、もう腕の原形をとどめておらず、ぼやぼやと、黒い煙と 化していた。  ケインの身体は、その煙に包まれると、浮かんでいった。 「待ちなさいよ! どこへ行く気よ!? 」  マリスが黒煙に向かい、叫ぶが、リリドの姿をしていたものは、ますます透明に なっていき、生き残っていた二人の負傷した魔族たちも、姿を消し始める。 「……うっ……」  その時、ケインが頭を振って、起き上がった。 「ケイン! ケイン! 無事なのね!? 」  マリスの叫ぶ声に、ケインは正気を取り戻したが、黒煙は、リリドの巨大な手の ように、ケインをさらに包み込み始めた。 「うわっ! なっ、なんだこれ! 」  剣を振るうこともできずに、ケインは黒い煙の中へ、もがきながら、完全に姿を 消した。 「ケインー! 」  マリスの必死な叫び声も空しく、黒い煙は、宙に消えていった。 「……! 」  信じられない思いで、マリスたちは、リリドとケインの消えた辺りを、いつまでも 見つめていることしか出来なかった。


アイビーアイビー

 ゴールド・ドラゴンたちは、荒野に降り立つと、怪我をしたスグリを取り囲み、 治療に当たった。 「ケインが……ケインが……! 」  クレアは、両手で顔を覆い、泣きじゃくっていた。  いつもは慰めるカイルも、さすがに言葉を失い、茫然と立ち尽くしている。  マリスは、リリドの消えた空を、キッと、いつまでも見上げている。  そのうち、一頭のドラゴンが、マリスに近付いていった。  スグリが呼んでいるという。  マリスも、カイル、クレアも、スグリの方へと急いだ。  青い血まみれになったスグリは、その面が憔悴(しょうすい)しきっていることは、 マリスたちにもわかった。  かなりの致命傷を負ったおかげで、治療にも時間がかかっている。 『ひどすぎる』 『もう、これ以上は……』 『今夜がヤマか……』  治療に当たるドラゴンたちの念が、聞こえてくる。 (ゴールド・ドラゴンで一番の戦闘能力を持つスグリさんでさえ、一撃で……)  スグリは、マリスの目から見ても、他のドラゴンより一段と際立って能力が高く 見えていた。  マリスの、スグリを見つめる瞳は、やるせなさに潤み始めていた。 『……話がある……』  スグリの念が、目の前に並んだマリスたちに流れてきた。  これまでと違い、弱々しい。 『ドラゴン・マスター……彼は、おそらく、……魔空間へ連れ去られたに、違いない』  途切れ途切れに伝わる思念に、カイルもクレアも、驚愕のあまり、思わずマリスを 見た。 「……そうなのね」  マリスは、静かに頷いた。 「おい、マリス、魔空間て……? 」  カイルが、不安気な面持ちで尋ねる。 「魔族の造った空間よ。最も奴らの力を発揮出来る、『魔』の強い場所ーー竜神の 領域であるこの場所よりも、ずっと魔族に有利な」  絶望的な答えであった。  仲間のドラゴンを一頭やられた時は、ケインやマリスたち四人を責めたドラゴン たちも、今は、責めることはなかった。  ドラゴンたち自身も、今度は、本当にどうしていいやら、見当も付かなかったのだ。  今は、怪我をした仲間たちの治療に、忙しく動くのみである。 「そんな空間になんて、ヴァルがいないんじゃ行けるはずもないし、だいいち、 どうやってケインを助け出したらいいんだ……? 魔族にとって、最も都合のいい 場所なんじゃ、俺たちには相当不利だぜ。……それに、もしかしたら、ケインは、 ……もう……」  その先は、どうしても口に出来なかったカイルが、悔しそうに、ぎゅっと拳を握り 締めた。  クレアの嗚咽(おえつ)だけが、辺りに流れる。  マリスは、リリドとケインの消えた空を、見上げた。 「ケインから聞いたことがあるわ。このバスター・ブレードは、空間を切り裂くこと ができるって。……もしかしたら、これで、魔空間へ入り込むことは、出来るかも しれない。ヴァルやジュニアがいれば、もっと簡単に行けたと思うけど」  妙に冷静な声のマリスは、振り返った。 「あたし、魔空間へ行ってくるわ。そして、ケインを必ず救い出してくる」  ざわっとドラゴンたちが、治療の手を止めて、マリスに注目した。 『……無茶を、言うんじゃない……! 』  弱々しいが、必死で止めるスグリの念だった。 『生身の人間が行って、無事で済むところでは……ないのだ。我々竜族にすら、得体 の知れない場所なのだぞ……! 』  途切れ途切れに伝わる思念が、痛ましい。 「あたしもケインも、魔空間に行った経験はあるわ。ほんの僅かな時間だったけど、 そこで、高位魔族と戦闘したこともあるのよ」  マリスは不敵な笑みを作った。  ドラゴンたちは、ざわめきながら、どうしたものかと、顔を見合わせている。 「だから、あたし、行ってくるわ。そのためには、ドラゴンの皆さんの、どなたかに、 あそこまで、あたしを運んでもらいたいの。お願い出来ないかしら? 」  マリスは、両手を合わせた。  しかし、名乗りを上げるドラゴンはいない。 『魔空間の入り口になど、我々ですら危険なのだ。そんなことは無理だ』 『……悪いが、ドラゴン・マスターは、……もう……』  力のないドラゴンたちの思念が、マリスたちの頭に響いてくる。  そんな彼らを責めるわけにはいかないことは、百も承知だった。  子孫を全滅させられ、大勢の仲間も失った彼らは、魔族の恐ろしさを、マリスたち 以上に思い知っているのだから。  ヴァルドリューズさえいればーー!   幾度も、その思いが、マリスに湧き起こる。  マリスの瞳に、じわりと涙が浮かんだ時だった。 「グルルル、ピー! 」  彼女の前に、ベビードラゴンが、よちよちと、つたない足取りで、歩いてきた。 「ベビー……? 」  マリスは指で涙を拭うと、アメジストの瞳を、真剣に、ドラゴンの子供に向けた。 「あなた、ケインを助けたい? 」 「グルルル、ピー! 」  ベビードラゴンは、大きな黒い瞳を、何の不安もなく輝かせている。 『ベビーを連れて行く気か? 無茶だ! 』 『そいつは、何もわかっちゃいないし、何も出来やしない。その上、俺たちの最後の 子孫だと、わかっているだろう! 』  ドラゴンたちは、そう言って止めるものがほとんどだった。 「あなたの大好きなケインが、危ないのよ。一緒に戦ってとは言わないわ。あたしを、 あそこの空間まで乗せていってくれればいいの。ね、お願い! それくらいなら、 やってくれるわよね? 」  ドラゴンたちが止めるのも聞かず、意味が通じているのか、事の重大さを理解して いるのか、その表情からは、さっぱり伺い知ることはできないが、ベビーは、安易に 同意している様子だった。 『ベビー、お前、わかっているのか? 』 『魔族に、殺されるぞ! 』  ドラゴンたちがどんなに説得しても、ベビーは、愛らしい瞳をくるくると輝かせて、 『ピー! 』と、応えている。 「ドラゴンの皆さん、大事な子孫をお預かりしますが、決して危険な目には合わさ ないと約束するわ。少しの間だけ、彼を貸してください。ただで、お借りしようとは 思わないわ。あなたたちのリーダーに、あたしの生命力を、分け与えます」  戸惑うドラゴンたちの合間を進み、マリスはスグリの前に立つと、辛そうに息を している彼の頬を、やさしく撫でた。 「スグリさん、あたしの力が、人間以外の種族にも効くものか、わからないけど、 多分、サンダガーの遠縁なら、大丈夫でしょう。あなたは、死んではだめ。どうか、 元気になって……! 」  マリスは、スグリの、牙の覗く口の端に、口づけた。  そして、彼の生命を取り戻すよう念じると、あたたかい光が、スグリにも伝わって いくのが感じられた。  スグリの瞳が、驚いたように開く。  マリスの奇妙な動作に驚いていたドラゴンたちにも、スグリに、生きる力が湧いて きているのを感じ取り、ざわめいた。  マリスの膝が、がくっと地面に付いた。  カイルとクレアが、駆け寄り、支える。 「お、おい、大丈夫かよ? 」 「マリス、今のは……? どういうことなの? どこか、具合が悪いの? 」 「大丈夫。サンダガーに教わった、自分の生命エネルギーを、相手に分ける方法よ。 巨大なドラゴンには、どのくらい注いでいいのか、加減がわからなくて……ちょっと 疲れただけ」  弱々しく呟くマリスに、今度は、ベビードラゴンが、口から光線を浴びせる。 「ベビー、あたしを、回復してくれてるの? 」  マリスは徐々に、体力を取り戻していく。  スグリを治療していたドラゴンたちも、彼が死ぬほどの重症ではなくなったのが わかると、さらに治療と回復を続けた。 『獣神の巫女よ……。おまえのおかげで、……どうやら、私は、生きられそうだ』  スグリの思念には、希望が感じられた。  元気を取り戻したマリスは、すっくと立ち上がると、頭を下げた。 「大事なベビーを、お借りするわ」  それには、ドラゴンたちも、何も言わなかった。  急いでベビーに足をかけて乗ろうとするマリスに、カイルが小声で言った。 「魔空間で、高位魔族と戦闘したことあるなんて、ウソだろ? 」  マリスは、カイルを振り返った。  彼の水色に光る瞳が、マリスの心の中まで見抜こうというくらい、鋭く、真剣に なっている。 「ウソじゃないわ。ジュニアの家臣の造った魔空間に、ちょっとの間だけど、ケイン と巻き込まれたことがあったの。確かに、戦闘らしい戦闘をしたとは、とても言い 切れないけどね」  その時は、マリスが、ジュニアに馬乗りになって、ぽかぽか殴っていただけである。 「ジュニアも家臣も、高位魔族ではあるでしょ? ウソは言ってないわ」 「だとしても、今度は、いくらなんでも、お前の身だって、無事じゃ済まされないん じゃねえか? ケインを助けたいのはわかるけど、なにも、そこまで強がることは ねえだろ? 」  いつになく、カイルの目は、真剣であった。  マリスは、ふっと目元を緩めた。 「心配してくれてるの? ありがと。そうね。確かに、今は、単なる強がりよ。 あたしだって、ホントは怖いわ。だけどね、そうしなければ、ならないの」 「自分に暗示かけなきゃ、そうでもしなけりゃ、魔空間に入ろうなんて、無理かも 知れないけどな」 「それもあるけど、それだけじゃないわ」  マリスは、クレアの方を見た。  心配そうに両手を組み合わせた彼女は、もう泣いてはいなかったが、不安そうに、 マリスを見つめている。 「多分、後で、クレアの力が必要になると思うの。そうよ、絶対、必要になるわ! 」 「クレアの? だって、クレアは、まだ魔法ができないんだぜ? 」 「それでも、必要なの。荒療治かも知れないけど……。そのためには、魔空間に入る のは、そんなに怖いことじゃないって、カオしておかないとね、彼女、怖がっちゃう でしょ? だから、後で、あなたには、クレアを連れて来てもらいたいの」 「えっ、クレアを!? ……って、俺も行くのかよ!? 」  困惑して、カイルは、マリスの白い顔を、ただ見つめる。 「お願いね! 」  カイルにウィンクすると、マリスはベビーに飛び乗った。  マリスを乗せることに、以前のように嫌がることはないところを見ると、ベビーは、 ケインを救いに行くことを、理解していると見えた。 「あたし一人でケインを救出できれば一番いいけど、そう簡単には、いかないかも 知れないわ。後で、ベビーを迎えによこすから、あなたたちの力も貸してね! 」  上昇するベビーの上で、マリスが笑顔で、カイルとクレアに手を振る。  ドラゴンたちも、何も言葉を発するものはなく、皆、マリスとベビーとを見守って いた。  彼らに背を向けると、マリスの表情は一変し、真剣になった。 (バスター・ブレードで空間を裂くなんて、あたしでも、出来るのかしら? そんな のやったことないけど、やってみなくちゃ! )  数時間前に起きた良くない予感に、マリスの心臓は、早鐘を打つ。 (ケイン、どうか、無事でいて……! )  重厚な大剣を、汗ばんだ両手で握り直すと、巨大なリリドの顔のあったと思われる あたりに、振り下ろす。  空間は、ざっくりと、何の抵抗もなく、大きな斬り口を広げた。


空間裂け目


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