Book3看板 Dragon Sword Saga3 〜Ⅶ.−1〜
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~ 第3巻『砂漠の謎』 ~

剣月紫ライン  Ⅶ.『時空の歪(ひず)みと辺境』  〜 1 〜  剣月紫ライン
 
青白い石造りの町

「ああ! 一体いつになったら地上に出られるのかしら! 皆も、ちゃんと無事なの かしら? 」  バスターブレードとチャール・ダパゴの魔道書を無くしたケインとクレアは、仲間 を探し、砂漠の地下を歩く。  もと来た迷路のような白い壁や、サンダガーと出会った草むらなど、再び隈無(くま な)く探すが、誰も見つけることは出来なかった。そんな最中に発せられた、クレアの 嘆きであった。 「なんて悲惨な境遇なの!? この世は、本当は神など存在していないのではないか しら!? 」 「だから、ここにいるって言ってんだろー! 」  マリスから分離したヒトサイズのサンダガーが、面白くなさそうな声を出す。  異次元の自分の居場所に戻り損ない、地上で暴走を目論み、失敗した彼が、ケイン たちと行動を共にしているのを、ケインは不思議に思っていた。  クレアが、キッと、サンダガーを睨みつける。 「あなたのような、野蛮な獣神のことじゃありません。ヒトの拝む尊いお方のことを 言っているんです。それとも、邪神は存在するというのに、人々を導いてくれる聖な る神は、いらっしゃらなかったというのかしら? そんなの、あんまりだわ! それ なら、ヒトは一体、何を心の支えにして生きていけばいいというの!? 」  クレアは、天を仰いで、今にも泣き出しそうだった。今の獣神にはたいしたことが 出来ないとわかってからのクレアの態度は、一変していた。 「ぎゃあぎゃあうるせえ女だなぁ! こんなことで、いちいち泣き言いうんじゃねえ よ」 「あなたって人は――! 」  言いかけて、彼女は、ふらふらとその場に崩れるようにして、座り込んだ。 「大丈夫か、クレア。薬は? 」ケインが、彼女の側に屈む。 「全部落としちゃったみたいなの」  砂漠病の一種である、貧血に似た症状の病気は、一日で完治はしなかった。  彼女の顔色は、徐々に青ざめていき、色白であったのが、一層白くなってしまって いる。 「早く、ヴァルか、ミュミュでもいいから探さないと」 「しょうがねえな。ほらよ」  クレアの前で、サンダガーが背を向けたまま、腰を屈めた。 「結構よ! あなたの手なんか借りなくたって――! 」  先よりも弱々しい声で彼女が言いかけるのを、ケインが打ち切った。 「そんなこと言わないで、ここは、彼の言う通りにした方が、クレアのためだと思う よ」  つり上がった目尻を元に戻す。 「……ケインがそう言うなら……」  クレアは、渋々サンダガーの背に乗った。 (サンダガー、意外にいいヤツなのかも知れない)  感心しながら、ケインは獣神の隣に並び、草むらの中を歩き続けた。 「まずは、ヴァルドリューズのヤツを見つけないとな」  そのサンダガーの声に、クレアが嬉しそうに面を輝かせる。 「あの野郎縛り上げて、俺様にかけた術を解かせなくちゃなんねえ」  忌々(いまいま)しそうに言うサンダガーを見て、二人は、彼がなぜ自分たちと行動 していたのかを理解した。 「神様でも術を解けないなんて——ヴァルドリューズさんて、よほどすごいのね! 」  クレアが嬉しそうな声を上げた。 「そうじゃねえよ。ここの空間がおかしいんだよ。俺が元通りになれば、こんなとこ ろ早く抜け出せるんだがな。ヤツは、俺がそのものに戻る前に術をかけやがった のよ。まったく面白くもねえ! 」  サンダガーは、ブツクサと続けた。 「だいたい、あいつは人間のくせして、生意気なんだよ。妙な術ばかり編み出しやが って……! 魔神『グルーヌ・ルー』とグルになって、素直な俺様をハメやがるんだ」  ケインは、密かに笑いをこらえていた。 (神とは言っても、獣神は動物に近く、あまり小ズルイことは出来ないのかも。ある 意味、自分で言うように、素直なのかも知れない) 「やはり、ヴァルドリューズさんは、すごい方なんだわ! あの方から魔術を習える なんて、本当に光栄なことだわ! 」  サンダガーの背の上で、クレアは顔を綻(ほころ)ばせていた。 「お前、ヴァルドリューズの女か? 」  平然と、サンダガーが言った。  神にしては、俗っぽい発言だとケインが思っていると、クレアの顔が上気していき、 またもや目尻が上がっていった。 「な、なんて品のない……! あなた、それでも神様ですか!? 信じられないわ! 」 「あいつ、意外とモテるみたいだな。あんなんでも、実は、結構スケコマシだったり してなー。お前も、魔道以外にも教わってること、あるんじゃねえの? 」  サンダガーがゲラゲラ笑い出す。  ケインは、ハラハラしながら、二人を見る。 「ひどいわ! なんてこと言うのよ! あの人は、そんな人じゃないわ! この邪神 (ケダモノ)! 降ろしてちょうだい! 」  サンダガーの背で、クレアが暴れ出した。カイルにからかわれても、ここまで彼女 が怒ったのは、ケインは見たことがない。 「なんだよ、冗談も通じねえのかよ。お固い女だなー。そんなんじゃ、おめえ、モテ ないぞ」 「おっ、大きなお世話ですっ! あ、あなたみたいなケダモノ獣神になんか、おぶっ てもらうんじゃなかったわ! 今すぐ降ろしてよ! 」  本心なのか、からかっているだけなのか、彼の言うことは、彼女を怒らせるばかり であった。  無理矢理背から降りたクレアは、崩れるように座り込む。 「大丈夫か? 」 「え、ええ」  クレアはケインに答えると、額に手を当て、乱れた呼吸を落ち着かせようとする。  獣神は腕を組み、そっぽを向いていた。 「なんだか、さっきよりも具合が悪くなってるみたい……。巫女の名残かしら?  邪(よこしま)なものに長い間触れているのは、身体が耐えられないみたい」 「なんだと、このアマ! 俺様は邪神じゃねえ! 失礼な! 」 「ここから別の次元になってるみてえだな」  どのくらい歩いたか、三人には見当もつかなかったが、進んで行くうちに、あたり は岩山のような景色になっていた。  岩の間から覗く、奇妙な、はっきりとしない、まるで水溜りが縦に出来たような ものが、どうも時空の歪(ひず)みらしいことがわかる。 「やたら通り抜けない方がいいだろう」  珍しく、サンダガーの口調は真面目だった。 「他を探すぞ」  さっさと違う方向へと進みかける彼の背に、クレアが弱々しく声をかける。 「そこにヴァルドリューズさんたちが紛(まぎ)れ込んでしまったということは、ない かしら? 」  体調のよくならない彼女には、ケインが肩を貸していた。 「……かも知れねえが、今、俺たちはここを通るべきではない、そんな気がする」  能力もヒトサイズになってしまったと嘆いていたサンダガーではあったが、神らし い感覚はあるようだ。 「可能性があるのなら、探した方がいいのではないかしら? 」 「やたら、生身の人間が空間を越えるもんじゃねえ。身体にはたいしたことはねえが、 精神にダメージを受けるぞ。今の俺は、お前らのために、いちいち結界を張ってやる ようなことはできねえんだからな」  慎重な面持ちでそう言うと、獣神は、そこを離れた。 「だったら、自分が行って、ちょっと見て来てくれればいいじゃないの、ねえ? 」  クレアが、ケインに耳打ちする。  辺りには、特に目印になるようなものはなく、風もなにもない薄暗い空間をひたす ら歩き続ける。 「ここもか。……一体、なんだって、『ここ』は、こんなに時空が入り組んでやがる んだ? 」  岩の間の妙なうねり――縦になった水溜りを再び発見したサンダガーが、舌打ちす る。  その奥も、同じようにうねっている『水溜りの膜』が何重にも重なっているらしく、 眺めているだけで、目の感覚が狂いそうだ。  その時、後ろから何かの気配が感じられた。  三人が振り向くと、そこには、いつの間にか現れた、ヒトほどもある巨大な茶色い ムシが一匹いたのだった。  ムシは、背から羽を生やし、大きな逆三角の頭部には、触角が、長いものと短いも のと二本ずつ生え、大きな丸い赤い目が不気味に輝いていた。  しゃあっ! と開いた口からは、牙が見える。細長い胴からは、両脇に足が五、六 本ずつ生え、特に前の左右四本には鋭く長い爪が見られた。  ムシは、それを彼らに向け、威嚇するように伸び上がり、振り上げた!  「ミドル・モンスターか。へっ! こんなヤツ、俺様の敵ではないわ」  サンダガーがにやっと笑い、手を組んでボキボキ言わせながら、一歩前進した時、 「きゃああああ! いやーっ! 」  ぼわーっ!  「うわあああ! 」  クレアの放った強風に、モンスター、ケイン、サンダガーまでもが吹き飛ばされた。  だが、威力は、普段の彼女に比べて、落ち込んでいただろう。 「このヘタクソ! どこに向けて打ってやがんだ! 」  サンダガーが立ち上がり、怒鳴ったと同時に、クレアは、へなへなとその場に倒れ た。 「ちっ! 俺様としたことが——! 油断したぜ! 」  自らの背で、ざざざーっと草むらを削り取っていった跡から目を反らし、サンダガ ーは、少しだけ羞恥心に顔を赤らめながらも、よろよろと起き上がったムシに、手の ひらを向けた。  発射された小さな炎がムシに到達し、ムシ全体を火達磨(ひだるま)にして、消滅さ せたのは、あっという間だった。 「クレア! 」倒れた彼女をケインが揺さぶる。 「寝かせておけ。その方が回復するだろう」  ケインはクレアを背負うと、獣神が歩き出す後ろについていく。 「うるせえ女が眠ってくれたおかげで、助かったぜ! 」  伸びをしながら、彼は悪ぶって言った。  進んで行くと、草むらに、焼け焦げたような跡がいくつか見える。 「これは、モンスターを殺(や)った跡だ」  地面をじっと見下ろしていたサンダガーが、何を思ったか、突然走り出す。クレア を背負ったケインも、後を追う。 「ヴァルドリューズ! 」  サンダガーが立ち止まった前には、長身の黒マント姿が見える。  彼らの探していたうちの一人、ヴァルドリューズであった。  彼は、ゆっくり振り返ると、驚くこともなく、いつもの静かな眼を、獣神に向けた。 「おい、てめえ! 俺様をこんなにしやがって! ヒト並みの術しか使えねえもんだ から、いろいろと恥かいちゃったじゃねえか! 」  赤面したサンダガーが、威勢良く文句を言った。 「……では、あの呪文は成功したのだな」  ヴァルドリューズの方は、それでも冷静だ。 「ヴァル、クレアをなんとかしてやってくれないか? 薬を落としちゃって」  ヴァルドリューズは、ケインと、背で眠っているクレアとを見つめた。 「そんな女、眠らしときゃいいんだ! うるせーったら、ありゃしねえ! 邪神邪神 て、ヒトのこと何だと思ってやがんだ」  横では、サンダガーがぶーぶー言う。 「悪いが、私の魔力も通常の半分ほどに減っているのだ。彼女は特殊な病気のため、 体力を復活させても、またすぐに減ってしまう。ここは、サンダガーの言う通り、 眠らせたままにしておいた方がいいだろう」 「そんなことよりもさー、早く俺様のことを、もとに戻せよー! 俺様の、神様とし てのプライドは、もうズタズタだぜー! 」  サンダガーは、まるでだだっ子のように、ヴァルドリューズの周りを、うろうろし ながら抗議していた。  ヴァルドリューズの碧眼は、一見いつもと変わらず穏やかではあったが、どこか おかしさを堪(こら)えているようでもある。 「言った通り、私の魔力も半減しているのだ。悪いが、あなたをもとに戻すことは できない」 「ウソだろ……? 」 「本当だ」 「…………わーっ! 」  放心していたサンダガーは、しゃがんで頭を抱えこむ。 「それじゃあ、俺様は、いつ、もとに戻れるんだよー! こんなひどい話がある か!? 貴様ら、俺に一体何のウラミがあるってんだー! 」  彼には、既に、神の威厳などというものは存在していなかった。 「ところで、他のみんなを見かけなかったか? 」  ケインの質問に、ヴァルドリューズは、静かに首を横に振る。 「マリスは? 」 「今探している」  そう答えると、ヴァルドリューズは彼らに背を向けて、歩き出した。クレアを背負 ったまま、ケインも歩き出すが、側でしゃがみこんでいる獣神を見下ろした。 「ほら、探しに行こう。あなたは、マリスの守護神なんでしょう? 」  そう言って、ケインはサンダガーの腕を引っ張り上げた。

 
時空の歪み

「誰かが通った跡がある」  ヴァルドリューズは、『それ』に触れもせずに調べたところだった。 「なんだ、ここの時空の歪(ひず)みは? さっきまで見て来たのと、ちょっと違う みたいだな」  岩の間に出来た、大きな薄い膜を前にして、ヴァルドリューズとケイン、眠って 回復したクレア、サンダガーは立ち止まっている。  その『時空の膜』だけは、他のものと違い、水溜りの向こう側の景色が、揺らめき ながらも見える。 「なんだか、さっき通った砂漠にも似てるけど、……なんか違うような? 」  ケインの言う通り、その景色とは、彼らが通ってきた砂漠とよく似ていた。  立っている樹木と、ところどころに生えている植物は似ていても、違うものであり、 岩も、まったく違う鉱物だ。  砂漠のようには見えたが、砂漠では赤茶色をしていた砂の地面が、膜の向こうでは、 石が細かくなったような、粗い灰色で、砂丘といった方が近い。荒れ地に砂が溜まっ ているようなところも見える。 「なんでえ、ありゃあ、ベアトリクスの辺境じゃねえか」  ケインの右肩から顔を覗かせて、サンダガーが言った。 「ベアトリクスですって……!? 」  クレアが、サンダガーと、仲間を見回す。  ヴァルドリューズは黙ったままだ。 「どうして、こんなところに、そんな離れた国の辺境なんかが見えるのかしら? 」 「だから、『ここは、そういうとこ』なんだ。空間がよじれて、合わさって、乱れて る! 世界中の自然の森――特に、辺境みたいな得体の知れない場所と、つながって んだ。  お前たちの辿ってきたモルデラの山や、アストーレの北の山なんかにあった次元の 穴は、それぞれ独立して沸いたものだったが、ここは違う。次元の穴すら、こういう 歪みに左右されてんだ。ある時は砂漠の上に、またある時は地下に――それも、しょ っちゅう位置が移動しているらしい、すげえ不安定な状態なんだぜ」  獣神の静かな口調には、真実味を帯びていた。 「……誰かいる」  ヴァルドリューズの静かな声に、彼らは、さっと緊張して、時空の膜を覗き込んだ。  砂埃(すなぼこり)の奥には、黒い、ひとつの影がある。  砂が風に巻き上げられていくと、それが、全身を黒いマントに包んだ、痩せた男で あるのがわかった。  顔は、フードに覆われていて、彼らからは見えなかったが、その男の手には、見覚 えのある大剣が握られていたのだった。 「それを、返してもらいましょうか? 」  聞き覚えのある声とともに、膜に映った左側から、赤い衣装に身を包んだ、独りの 女が現れた。 「……マリス! 」  ケインとクレアが、同時に叫んだ。  まさしくマリスであったが、二人の声は届いていないのか、膜に映った二つの人影 は、反応しなかった。 「これは、これは――! まさか、このようなところで、お遭いするとは、思いも よりませんでした。これは、盲点をつかれましたな、マリス殿」  ゆっくりとマリスの方へ首を回し、その一見して魔道士とわかるマントの男が、 平坦な声で告げた。  声の様子からすると、それほど年齢は離れていないようだ。 「私だって、戻ってくるつもりはなかったわ。だけど、ちょっと落とし物しちゃった から、取りに来たのよ」 「それが、この剣なわけですか? 」  ケインの背に緊張が走る。  その魔道士が持ち上げて、彼女に見せた剣は、紛れも無く、バスターブレードで あったのだ。 「それさえ返してもらえば、用はないわ。おとなしく帰るから、剣をこっちに、ちょ うだい」  マリスが、手を差し伸べた。  男との間には、互いの顔がはっきり見える程度ではあるが、いつ戦闘が始まっても、 攻撃を避(よ)けられるほどの距離はあり、それは、決して、二人が友好関係などでは なく、実力がわかった上での警戒なのだということを、充分に感じさせる。 「……さて、どうしたものでしょう」  魔道士の男は、フードの頭を傾げた。マリスも黙って、彼を見つめる。 「見たところ、この国の剣ではないようですが、これを、あなたは、どうされたので す? 」  魔道士は、大きく、重厚な剣の先を地面に立て、上から下まで眺め回す。 「もらったのよ」  「あげてないぞ」と、心の中で反論しながら、ケインはそのまま状況を見守る。 「本当に、これは、あなたのものなのですか? 私には、なんとなく、違う方のもの のように、思えるんですけれども? 」  男の声は、からかうような響きをはらんでいた。 「この剣は、後で私が持ち主に返しておくとしても、あなたを見逃すというのは、 ちょっと――いや、大分、もったいないですねえ。そうは思いませんか? 」  男は、にたりと笑っているような声で言った。  マリスは表情を変えずに、男を見ている。 「あなたを、女王陛下に突き出す、そうすれば、宮廷での私の株も上がりますしねえ。 それどころか、私は、国を挙げての英雄にまでなってしまうかも知れませんよ!   反対に、そんなチャンスをみすみす逃してしまえば、怒られるだけでなく、たちま ち謀反人扱いです。そんなのは、まっぴらごめんです」 「女王への反逆罪で追われてるあたしには、『謀反人』なんていうと、仲間意識が 湧いてきちゃうけど? 」  マリスも、不適な笑顔で返す。 「マリスが、ベアトリクス女王へ、反逆――!? 」  無意識に繰り返したクレアが、驚いて、口に手を持っていく。  ケインの目が細められ、一層、二人のやり取りに注目する。  膜の向こうの二人は、しばらく、そのまま動かなかった。  それを見守る膜の外の四人の中でも、身動きするものはいない。 「この剣は返さない――と言ったら、どうします? 」  魔道士が、再び口を開く。  マリスが、キッと、男を睨みつけた。 「ここで、私は、この剣を拾った。誰にも遭わなかった。剣ひとつで、あなたを見逃 そうというのです。どうです? 悪い話じゃないでしょう? 」  ケインは、思わず身を乗り出していた。  緊張したまま、歪みの向こうの彼女の表情を見つめる。


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